門下生の皆さんの安全に配慮し、今後は、自由組手および許可のない技の掛け合いを禁止します。
自由組手の相手は、すべて私が対応します。
対人稽古は、約束組手や一二三など指示された約束稽古に限定します。

もし不注意で相手に当ててしまった場合は、
速やかにお詫びしましょう。
そして技の制御ができるように、さらに稽古を積んでください。

相手を殴りたい蹴りたいと思うなら極真、
力技で相手を投げたいと思うなら柔道、
関節を決めたいと思うなら合気道が適切です。
事故が起こらないように、それぞれ適切な制約を設け、
安全に配慮されています。

剛柔流の技を十全に使うには、無我を知ることが重要です。
突こう蹴ろう捻ろうと考える我があっては、
相手の動きに合わせることができません。
まずは形に習熟するよう励んでください。
技が使えるかどうか知りたい場合は、
私が組手の相手をします。

拳剛館の皆さんが日々の健康のため、安全に稽古ができ、
楽しく空手を続けられることを心から希望します。

以上よろしくお願い申し上げます。